JavaScriptの作成とkumanekoへのアップロード
まず、JavaScriptファイルを作成するにあたり、注意すべき点があります。
以下の内容に従って、ファイルを作成するようにして下さい。
- 文字コード
- UTF-8(BOMなし)で記述して下さい。
- 即時関数パターンで記述
-
ファイルの中で使っている変数が他のファイルに影響を与えないように、即時関数でカプセル化を行って下さい。
(() => { "use strict"; pd.event.on('0','pd.dashboard.build',(event) => { event.space.css({height:'50px'}); return event; }); })();
各アプリの「カスタマイズ」タブからアップロードするJavaScriptでは「pd.APP_ID」という変数にアプリIDが出力されますので、イベントハンドラーの登録・削除の際の第1引数にその変数を記述します。
((APP_ID) => { "use strict"; pd.event.on(APP_ID,'pd.edit.load',(event) => { if (event.record.field_1_.value) event.record.field_1_.value=''; return event; }); })(pd.APP_ID);
- strictモードの使用
- JavaScriptのstrictモードを使うと、コーディングのミスを防ぎ、コードをよりセキュアなものにすることができます。
JavaScriptの作成
カスタマイズがどのようなものかを実感して頂く為に、簡単なメッセージを表示するだけのプログラムを作成します。
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ログイン直後にメッセージを表示
以下のソースコードをテキストエディタにコピーし、保存したファイルをプロジェクト設定画面からアップロードして下さい。
(() => { "use strict"; pd.event.on('0','pd.dashboard.build',(event) => { pd.alert('Hello kumaneko!'); return event; }); })();
拡張子は.jsで保存して下さい。
kumaneko全体の動作をカスタマイズするJavaScriptの取り込みについては、以下を参照して下さい。
- 関連ページ:
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レコード編集画面表示時に、textフィールドの値を表示
まず、新規追加したアプリの「フォーム」タブからtextフィールドを配置し、保存します。
次に、追加したアプリのレコード追加画面からtextフィールドに任意の文字を入力し、保存します。
以下のソースコードをテキストエディタにコピーし、「***」と記載された箇所を先ほど配置したtextフィールドのフィールドIDに置き換えてファイルを保存後、アプリの「カスタマイズ」タブからアップロードして下さい。
((APP_ID) => { "use strict"; pd.event.on(APP_ID,'pd.edit.load',(event) => { pd.alert(event.record.***.value); return event; }); })(pd.APP_ID);
拡張子は.jsで保存して下さい。
アプリへの取り込みについては、以下を参照して下さい。
- 関連ページ:
サンプルコード内で登場したイベントやメッセージ表示方法については、以下を参照して下さい。
- 関連ページ: