GCP サービスアカウントを作成する

kumanekoにはGoogle スプレッドシートを雛形としたPDF作成機能があります。

この機能を利用するには、Googleが提供するSheet APIキーに加え、そのスプレッドシートを操作するアカウントの認証情報が必要になりますので、以下を参考にサービスアカウントを作成して下さい。

Google アカウントの作成

Googleのサービスを利用するには、Googleアカウントを作成する必要があります。

作成方法の詳細については、以下のページの「Google アカウントの作成」をご確認下さい。

https://support.google.com/accounts/answer/27441?hl=ja

Google Cloud Platform 利用開始

アカウントを作成したら、https://cloud.google.comにアクセスして、「コンソール」ボタンを押下して下さい。

プロジェクトの作成

GCPはプロジェクト単位で、課金/ユーザー/リソースを管理します。

作成するプロジェクトに「Googleアカウント」を関連付け、利用したいAPIを設定します。

  1. メニューバーの「プロジェクトの選択」を押下します。

  2. 「新しいプロジェクト」を押下して、プロジェクトの作成画面に遷移します。

  3. プロジェクト名を変更し、「作成」ボタンを押下します。

利用するサービス (API) に応じてプロジェクトを分けることをお勧めします。

APIの有効化

スプレッドシートを操作するためのAPIを有効にします。

  1. 左側のメニューから「APIとサービス」 > 「ライブラリ」と選択します。

  2. APIライブラリの画面が表示されますので、「Google Drive API」を押下します。

  3. 「有効にする」ボタンを押下すると、APIが利用可能になります。

  4. ステータスが「有効」になっていることを確認して下さい。

「Google Drive API」のほかに「Google Sheets API」も同様の手順で有効にする必要があります。

サービスアカウントの作成

APIを有効にしたら、それらをkumanekoで利用する為に、サービス利用の認証方法の一つであるサービスアカウントを作成します。

  1. 左側のメニューから「IAMと管理」 > 「サービスアカウント」と選択します。

  2. 「+サービスアカウントを作成」を押下します。

  3. 「サービス アカウント名」、「サービス アカウントID」に作成したいアカウント情報を入力し、「作成して続行」ボタンを押下します。

  4. ロールを選択する場合は、リソースに対し作成/更新権限があるものにして下さい。

    不明な場合は、何も選択せずに「続行」ボタンを押下します。

  5. 「完了」ボタンを押下します。

  6. 「サービスアカウント」リストに作成したアカウントが表示されたら、「操作」 > 「鍵を管理」と選択します。

  7. 「鍵を追加」 > 「新しい鍵を作成」と選択します。

  8. 「キーのタイプ」が「JSON」になっている事を確認し、「作成」ボタンを押下します。

  9. キーファイルがダウンロードされますので、それをkumanekoにアップロードします。

キーは一度しか取得出来ませんので、取り扱いに注意して下さい。キーファイルを削除した場合は、再度作成する必要があります。

キーファイルの登録

ダウンロードしたキーファイルはプロジェクト設定画面の「Service Account Key」からアップロードして下さい。

ファイルのアップロードはクリップボタンから行います。